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AMHの数値が低いのと妊娠できないかは別問題です

卵胞がどれくらい卵巣にあるとしても、妊娠をしやすくなるかどうかは分からないものです。AMHを測定してもらった結果、AMHの数値が高いとしても、排卵誘発剤を投与すればいいというものでもないのです。

 

そもそもAMHは、前胞状卵胞によって分泌されており、AMHを測定することで、どれくらいの卵胞が卵巣に存在しているかを予想するための数値となっています。卵胞がたくさんあるとしても、卵巣の機能が正常かどうかまでは分かりません。ですので、AMHが低くても卵巣の機能が正常であることもありますし、反対にAMHは高くなっていても卵巣に問題があって妊娠しづらいということだってあります。

 

ですので、AMHの数値が低すぎたとしても、妊娠できないとは限らないということになります。仮にAMHの数値は高くなっていて、胞状卵胞がたくさんあるということが予想できたとしても、卵子の質が悪いのであれば妊娠する確率は低くなります。反対に卵子の質が高いのであれば、AMHが低くなっているとしても、妊娠できるチャンスは多いと考えることが出来ますよね。

 

ただ、AMHが低いということは、前胞状卵胞も少ないと言うことになるわけですので、卵胞自体も少なくなっていると予想することが出来ます。ですので、AMHが低くなっているということは、高い状態と比べると妊娠できるチャンスというのは限られているということになります。

 

AMHの数値ももちろん大切ではあるのですが、卵巣の機能が異常にならないようにしていく必要もあります。
体外受精をしていく場合、卵子の質というのは非常に重要です。

 

卵巣を大切にしてきたのであれば、卵子の質も保ちやすくなりますし、反対に卵巣を大切にしていなかったのであれば、卵子の質も悪くなってしまいます。

 

排卵誘発剤を投与した場合、それだけ卵巣に負担をかけてしまい、卵子の質も低下してしまいやすくなります。ですから、必ずしも排卵誘発剤を投与すればいいというわけではなく、場合によっては妊娠の妨げになってしまうこともあるのです。

 

そのため、AMHというのは、卵胞の数が多いかどうかを予想するためのものであり、妊娠しやすいかどうかというのは、他の観点から見なくてはならないのです。