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後発の白内障とは?

白内障を発症してしまうと、その改善には手術をしないと基本的にはダメなようになっています。しかし、白内障手術のリスクとして、手術をして視力が回復したにもかかわらずまたすぐに視力が落ちてくることがあるというのは頭に入れておきましょう。これは後発白内障といわれているものになります。

 

特に若い人に多く見られる症状として知られています。通常、白内障の手術が行われるときには水晶体の濁りのみを取り除きます。ですので、水晶体の袋自体は残しておくのです。何故かというと、水晶体の変わりとなる人工のレンズを定着させるための土台とするからですね。

 

水晶体というのはレンズの変わりをしている組織です。ですので、水晶体を取り除いたあとには人工のレンズを入れないとピントの調節ができないからですね。水晶体の袋じたいは非常に薄いものとなっています。

 

ですが、あとからこの袋に残っていた細胞が繁殖してしまい濁りを発生させてしまうことがあるのです。これが後発白内障といわれる症状の原因です。この後発白内障の発症率は思いの外高くなっています。

 

その割合は手術をうけた5人に1人は発症するといわれています。ただし、発症したとしても視力に影響を与えないといった場合もあるのです。そうした場合は再度手術をする必要はありません。が、視力が落ちてしまうタイプの場合であったら早めに手術をして濁りを取り除いておくべきでしょう。

 

手術後に指定された点眼薬を、指示された通りに使用しなかったりすることも発症原因のひとつであるといわれています。症状が悪化してしまった場合にはやはり手術をするしか改善の方法がありません。ただ手術自体は難しいものではありません。

 

水晶体の袋に挿入した人工レンズの後ろ側にある袋に濁りができているはずですので、その部分にのみレーザーで穴をあければいいのです。人工レンズはその穴の影響を受けないところに固定されているために問題はありません。

 

また、いちどこの手術を行ってしまうと、再度濁りが発生することはありません。ですので、再発するといったこともありませんので安心してください。まとめると、後発白内障といわれるものは若い人に発症率が高いというもので手術をしないと改善できない。が、部位によっては手術をしなくてもすむ、というところでしょうか。